復縁屋に実際に依頼するとなると、数百万円の契約になってしまいます。ただ、復縁工作にどんな手間がかかるのか、どれほどの人件費と時間を割くのか、なかなか不透明な点も多くあります。だから、ついつい本当にそんなに費用ってかかるものなのか、疑いたくもなると思います。実際のところはどうなのでしょうか。

<ほとんどが手間賃のようなもの>実際にどんなことに費用がかかるのかを説明する前に、復縁屋がどんなことをやって復縁工作をしているのか知っておかなければなりません。もちろん依頼人によって、そして会社によって手法はさまざまです。でもほとんどが、ターゲットに対して工作員を近づけさせて動き出すという手法です。例えば、相手が若い女性だった場合、魅力的な男性を近づけて、何とか交際まで持って行きます。そしてある日突然、いなくなります。その間には、以前付き合っていた男性(ここで言う依頼人です)のことを思い出すような場所に行ったり、思い出させるようなことを言ったりします。そして、別れた後に、やはりその人しかいないと思わせて、復縁まで持っていくのです。ここでかかる費用は、そのターゲットのことを知るための調査費用からはじまります。そして工作員を雇う費用、実際に食事をしたりプレゼントをするための費用です。ほとんどが手間賃だと思った方がよいでしょう。

<費用に見合うかどうかはその人の価値観次第>正直に言ってしまうと、復縁工作に数百万円というのは、とてもじゃありませんが割に合っておりません。目に見えないところに支払う料金なので、それの妥当性が分かりにくいのです。ましてはそれが失敗に終わった時、手元には何も残りません。数百万というお金を、自分のよく知らない所に使ったようなものです。だからそれを支払えるかどうかというのは、その人の価値観次第です。数百万というお金で、ヨリを戻せる可能性があるという方法に費やせるかどうか次第なのです。復縁工作にかかる費用というのは、実際にかかる経費や人件費だけで計れるものではありません。そんな不透明な料金であっても依頼する人がいるのは、復縁することに価値を見出しているからではないでしょうか。