『成功率の高い復縁工作の落とし穴』

業者に復縁工作の相談をすると、依頼者の状況を分析したうえで復縁工作の成功率が提示されることがあります。成功率が高ければ依頼者としては安心して契約できるかもしれませんが、果たしてそれだけで納得してしまってよいのでしょうか? 成功率の高い復縁工作の落とし穴を解説します。

■成功すればよいのか?

復縁工作は文字通り特定の二人を復縁させるためのものです。似た業務に別れさせ工作があります。比較するために、別れさせ工作の成功の条件を見てみましょう。
別れさせ工作では特定の二人を別れさせることが最終目標になります。多くの場合魅力的な異性の工作員を派遣し、ターゲットと恋愛させることで自然な破局を達成させます。
ただターゲットと交際相手をケンカさせるだけではなく、別れ話の録音や知人からの評判などを含めて「別れた」と判定するやり方がポピュラーです。
一方復縁工作はというと、別れさせ工作ほど明確な目標のない面があります。もし依頼者がターゲットとの交際を望んでいてそれを最終目標だと思っていても、業者との意見の相違が失敗につながるケースもあるようです。
具体的には、一度ターゲットと依頼者にデートをさせることができれば「成功」とするなど業者が難易度を下げてしまうケースです。たしかにそれだけなら成功率は高くなりますが、その後また依頼者とターゲットとの関係が悪化するようであれば目も当てられません。

■失敗したときには経緯を聞きましょう

ところで、成功率の裏には失敗率があります。復縁工作は人心を扱うものですので、100%の成功率はありえません。しかし、もしある工作が失敗したようであれば素直に結果だけ聞くのはよくないかもしれません。理由も聞かずにただ失敗したとだけ告げられると、依頼者の心理的な負担が大きいです。事前に高い成功率を強調された場合はなおさらでしょう。
復縁工作が失敗したようであれば、その経緯を業者に報告してもらって自分でも納得できるようにしましょう。
報告がひとつひとつ電話でされるような場合は一見信頼度が高そうに思われますが、電話先で虚偽の報告をする悪徳業者もまれに存在します。そのため、報告では電話より写真つきの資料などを送付してもらうほうがよいでしょう。

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