不倫は、婚をする際によくある理由のひとつです。
不倫の末、離婚をしても、必ず幸せになれるとは限りません。
不倫の末に離婚をしたら、どんなリスクがあるのか知っておけば、夫婦を続けていいか判断できます。
■仕事をしていない人が不倫で離婚をすると住む場所を考えなければならない
専業主婦や無職の方が不倫の末、離婚となれば単純に住む場所に困ります。
離婚後、パートナー名義の家や部屋で同居を拒否されたら、住む場所を探さなければなりません。
実家という選択肢もありますが、もうない、兄弟夫婦が両親と同居していて帰りづらい、今いる場所を離れたくないなら困ります。
不倫で離婚の気配が濃厚になったら、ハローワークへ行き、事前に仕事を探しておいたほうがいいでしょう。
■自分が不倫の末離婚となれば親権を失う可能性が高い
子供がいる夫婦の場合、不倫で離婚をすれば親権の問題が生まれます。
共同親権を導入するという話も出ていますが、通常は一方の親だけに親権が与えられます。
親権を失えば、自由に子供と会うのもむずかしくなるのです。
特に自分の不倫が原因で両親が離婚すれば、子供から一生涯恨まれる可能性もあります。
自分の子供ですから、単純に会えない、嫌われるのは寂しい人もいるでしょう。
ただ、不倫の代償として、しかたないことです。
■不倫で離婚すれば慰謝料請求がのしかかる
不倫で離婚したら、パートナーから慰謝料請求される場合もあります。
不倫は夫婦の貞操権の侵害となり、された側は、した側に慰謝料の請求ができるのです。
妻や夫はパートナー以外に、不倫相手、つまりふたりに慰謝料請求ができます。
婚姻関係が破綻していた、不倫を知ってから3年や不倫がはじまって20年以上経過していれば時効です。
他にも、肉体関係がない、証拠不十分、既婚者とは知らなかったという事実を証明できれば慰謝料請求を避けられるでしょう。
■倫による離婚を回避するために専門家に相談
不倫による離婚を回避したいなら、リスクを考えてやめるか続けるか決断しなければなりません。
リスクがいまいちわからない、やめたくてもやめられないなら専門家に相談して意見を聞くのがいいでしょう。
そうすればすっきりとした解決方法が見つかります。