離婚を決意する理由は女性と男性で違います。
既婚者で現在離婚を考えていなくても、将来、決意する場合もあるかもしれません。
夫婦ともに、男女が離婚を決意する理由を知っておけば、普段から注意できます。
■女性が離婚を決意する理由は性格の不一致や家庭内暴力
女性が離婚を決意する理由として多いのは「性格の不一致」や「家庭内暴力」です。
目に見える問題はなく、表向きは良好な関係に見えるのに、実際はもう一緒に住みたくないと感じているケースです。
子供ができて、育児の方向性でケンカをし、性格の不一致が生じるケースもあります。
家庭内暴力はわかりやすい離婚理由です。
日常的に暴力を振るうような夫と離婚したいと考えるのは当然でしょう。
不倫による裏切り、家庭をおろそかにするケースも、離婚を決意する理由で多いのです。
■男性が離婚を決意する理由も性格の不一致が多い
男性も女性と同じく、離婚を決意する理由は性格の不一致です。
生活習慣や価値観の違い、細かな点でも相手を許せなくてケンカになればストレスもたまります。
性生活で何度も断られる、金銭感覚が一致しないのも理由としてあげられるでしょう。
妻に言葉の暴力をあびせられて我慢できなくなるケースもあります。
女性と同じく不倫が発覚した場合や、親族との折り合いが悪い、介護問題も離婚理由になるのです。
■性格の不一致や不倫問題は男女ともに共通して理由になる
性格の不一致や不倫問題は、男女に共通し離婚を決意する理由です。
実際、平成31年/令和元年の司法統計でも、離婚理由として性格が合わないという理由が一番多いという結果でした。
妻の場合の2番目に多い離婚理由は、暴力を振るう、夫の場合は、精神的に虐待をするという結果です。
第三者から見ても納得の離婚理由でしょう。
離婚に揺らいでいるなら、とことん納得できるまで話し合う、別居して冷却期間を置いてみる、離婚後の生活を想像してみるなどあります。
それでも揺らぐ専門家の意見を聞いてみるのもいいでしょう。
■離婚を決意する前に専門家に相談してみるのも手
離婚を決意する理由は複数あります。
性格の不一致や暴力や虐待、お金の問題などもありますが、決意が揺らぐ場合もあるでしょう。
離婚したほうがいいか、電話相談を活用しプロの意見を聞くのもおすすめです。