不倫が原因で離婚をする場合には、必ずやっておくべきことがいくつかあります。
何を行うべきなのかを詳しく紹介していくので、万が一のときには参考にしてみて下さい。
不倫の証拠を示せば有利な条件で離婚ができる
不倫が理由で離婚をするのであれば、少しでも有利な条件で離婚をしたいと考えるでしょう。
そのためには不倫の証拠を示さなければいけません。
しかし、肉体関係が行われている場所に侵入して証拠写真を撮ることは不可能なので、ラブホテルや不倫相手の自宅に入る写真などを用意するのがよいでしょう。
一般の人では難しくても、探偵に依頼をすれば可能になります。
証拠があれば不貞行為が立証されるので、慰謝料も多く請求できますし、子供がいれば親権も獲得しやすくなるでしょう。
場合によっては不倫相手にも慰謝料を請求できる可能性があります。
不倫が原因で離婚をする場合には話し合った内容を書面に残す
不倫が発覚して離婚を行う場合、当然事前に話し合いが行われます。
この話し合いの内容は必ず書面に残しておくべきです。
ただし、調停や裁判で話し合われた内容はきちんと記録に残されるので、自分で書面にしておく必要はありません。
自分たちで話し合って離婚を決めた場合には協議離婚となりますが、慰謝料などを相手が支払わないなど、話し合った内容に従わない場合に役立つでしょう。
ただし、書き残した書面は公証役場で公正証書にしなければいけません。
公正証書でなければ法的執行を行うことができないので、必ず公正証書にしておきましょう。
不倫で離婚をするのなら証拠がとても重要になる
不倫が原因で離婚をする場合、少しでも有利な条件で離婚をするために、証拠がとても重要になります。
不倫の証拠を握るためには探偵に依頼をするのがよいでしょう。
また、協議離婚をするのであれば、きちんと話し合った内容を書面に残した上で、公正証書にしておく必要があります。
そうすれば話し合った内容に違えた場合、強制執行が可能になります。