不倫が原因で離婚をする際の手順

離婚の原因としてよく挙げられているのが不倫ですが、不倫が原因で離婚をする際には、いろいろな手順があります。
どのような手順があるのかを紹介していきたいと思います。

■不倫をした際に円満に離婚をしたいなら協議離婚

離婚をする際にはいろいろな方法があります。
自分のパートナーが不倫をしていたことが発覚した場合、話し合いがうまくいかないこともあるでしょうが、円満にスムーズに離婚をするのなら、協議離婚が最適です。
協議離婚というのは、夫婦で話し合って離婚をすることです。
慰謝料なども自分たちで話し合って決めるのですが、その際に離婚協議書を作成します。
できれば離婚協議書を公正証書にするのがよいでしょう。
そうすれば離婚協議書通りの慰謝料が支払われなかった場合などに、裁判を起こすことなく強制執行手続きを進めることができるからです。

■不倫が原因で離婚をするときに話し合いがうまくいかなかった場合

うまく話し合いが進めば協議離婚が最もスムーズで円満な方法なのですが、慰謝料などの金銭面が絡んでくると、うまく話し合いができないこともあるでしょう。
そんなときにはまず家庭裁判所に離婚調停を申し立てます。
いきなり裁判を起こすことはできないので、まずは離婚調停を申し立て、成立しなかったときには裁判という流れになるのです。
離婚調停では裁判官と調停委員が間に入るので、お互い冷静になって話し合いができるでしょう。
それでもうまく離婚が成立しないとなったら、今度は裁判を行って双方の主張を聞きます。
慰謝料は不倫が理由で離婚をした場合でも、大体50万円から300万円ぐらいが相場です。

■不倫が理由で離婚をするときの流れを知っておくことも大事

不倫が原因で離婚をしたい場合には、まず離婚をした際に支払う慰謝料などの条件を決めます。
これを協議離婚と言いますが、うまくいかない場合には離婚調停、さらに離婚裁判という流れになります。
不倫が理由で離婚をする場合、協議離婚が最も多くなっています。

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