不倫相手に本気になってしまった、不倫がパートナーにバレてしまったなど、さまざまな理由から離婚してしまう人も少なくありません。しかし、不倫が原因で離婚になる場合、とても多くのデメリットがあることをしっておく必要があります。

■スムーズに離婚することができない

自分の不倫が原因の場合、パートナーがすぐに納得して離婚するとは到底考えられません。
ほとんどの場合、離婚調停や裁判まで発展し、泥沼化することが多いようです。
もしもパートナーが離婚を受け入れたとしても、慰謝料や養育費の金額が一致しないことが多く、その結果揉めてしまい離婚話がまとまるまで長引いてしまいます。
また、自分の不倫が原因でパートナーに離婚をいい渡したとしても、一方的に離婚することはできません。
たとえ裁判にまで発展しても、何年も費やすことになってしまい、その間パートナーに生活費を渡さなくてはならない状況が続きます。

■不倫相手に慰謝料を請求されることも

パートナーから自分に対して慰謝料や養育費を請求されるのは当然ですが、それだけではパートナーの怒りがおさまらない場合、不倫相手に慰謝料を請求されることもあります。
最近では不倫相手に慰謝料が請求されるケースも多いため、パートナーに不倫がバレて離婚を決めた場合は不倫相手の慰謝料も考えておかなくてはなりません。
お互いに経済的に余裕があるのなら問題ありませんが、二人とも収入がそれほど高くない場合、せっかく離婚して再婚することができても、その後の生活はかなり厳しくなるものと思っておいたほうが良いでしょう。

■社会的制裁を加えられる

離婚するとともに不倫したことが周囲にバレてしまい、社会的な制裁を与えられることも考えられます。
最近では不倫がバレただけで左遷や降格を実行する会社も多く、場合によっては退社を余儀なくされることもあります。
また、家族や親族、友人などとの関係性も気まずくなり、付き合いがなくなってしまう可能性もあります。