結婚していると、「ああ、もう無理だ」「もう別れよう」「このままこの人と何十年も夫婦で居るの」等、誰しもが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。ですが、ほとんどの人は思い止まって夫婦生活を継続させるのです。ですが、限界がきて離婚を決意する夫婦も現代では少なくありません。離婚を決意した理由はそれぞれですが、夫と妻の理由を比較してみたいと思います。
夫が離婚を決意した瞬間!
女性よりも世間体を気にする男性ですが、離婚を決意する理由は、「性格が合わない」「妻の浮気」「精神的虐待」が大きな理由を占めています。理想とは違った結婚生活に不満が積もっていって決意する。妻の浮気が許せなくて決意する。昔と違って、今は女性の方が強い傾向にあったりするので、精神的に追い詰められて決意するといった理由です。
妻が離婚を決意した瞬間!
それでは、妻が離婚を決意した理由は、「性格が合わない」「暴力を振るわれる」「生活費を渡してくれない」が大きな理由を占めています。性格が合わなかったパターンは夫と同じですが、夫は精神的、妻は身体的な暴力と違いが出ています。精神的にも身体的にも、大きな傷として残る暴力ですが、エスカレートしていって命の危機を感じてから離婚に踏み切る場合が多いようです。そして、生活費を渡してくれない場合は、女性が社会で働く時代ですので、一人で生活したほうが良いと、離婚に踏み切るケースが多いようです。
離婚を決意した後は?
離婚を決意した後は、夫、妻共に考えることは、「離婚後の生活」「住居」「夫婦の財産の振り分け」「子供」そして、「慰謝料」です。どの問題も夫婦間で話し合わなければならないことですが、片方が離婚を決意しても片方が離婚を承諾してくれなければ離婚は成立しません。その場合は納得出来るまで話し合いをするか、離婚調停をしなければなりません。決意して離婚成立まで数年かかる場合もありますので、決意から成立までの期間のことも考えておいたほうが良いかもしれませんね。
時間もお金もかかる離婚ですが、命の危機や、心を壊してしまってからでは遅いので、そうなる前に第三者に相談したり、強い決意を持てると良いですね。人生は一度きりなので、時には我慢も必要ですが、我慢のし過ぎも良くないですよ。