離婚を決意できない理由とは

パートナーの不倫や性格の不一致など、さまざまな理由で離婚を考える人も少なくありません。しかし、いざ離婚となると決意しきれない人が多いのも現状です。どのような理由から離婚を決意できないのでしょう。

■子どもがまだ小さい

離婚を決意しきれない原因の多くとして、子どもが挙げられます。
親権をどちらにするか、自分が引き取って働きながら育てられるかなど悩みは尽きません。
ましてや子どもが小さければ働くこともできないため、養育費と慰謝料だけでは生活が苦しいのは目に見えています。
子どもにも大きな環境の変化を与えることになり、どれほどのストレスを与えてしまうか分かりません。
子どもが小さければ小さいほど、親の事情を話しても理解してもらえません。
子どもを引き取れば経済的に苦しくなる、かといって親権を渡せば会うこともままならないなどの悩みがあるため、簡単に離婚を決意することができないのではないでしょうか。

■離婚後の生活が不安

自分が正社員として仕事をしている場合は良いですが、子どもがいて休業していたり専業主婦の場合、経済的に不安定なため離婚後の生活に不安を感じてしまいます。
慰謝料を支払ってもらったとしても、離婚後に新しく始める生活にはお金がかかります。
引越し代に入居代、新しい家具や家電などを購入するだけでも大きな出費となります。
実家に帰れるとしても、親が歓迎してくれていない場合だと居心地が悪く、子どもにも気を遣わせてしまうため、気が休まりません。
パートナーの収入で生活していた場合、離婚後の生活がイメージできず、怖くて離婚に踏み切れない場合もあります。

■決意しきれないのなら冷静に話し合いを

パートナーの不倫などで離婚を決意した場合、頭に血が上って冷静に判断できていないこともあります。
離婚したら生活できないからと考えて離婚を踏みとどまっているのなら、結局お互いにストレスがたまる原因となります。
まずは冷静になったうえでお互いの良い点・悪い点を話し合い、そこからどうするかをゆっくり考えていきましょう。

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