日本では、結婚した3組に1組は離婚すると言われています。熟年離婚という言葉もあるように、50代、60代になってから離婚する夫婦もいるぐらい、離婚はそこまで珍しいことではありません。離婚をした人は、どんな瞬間に決意したのでしょうか。
<暴力や暴言があった時>
やはり暴力や暴言がある夫婦では離婚を決意してしまうようです。ドメスティックバイオレンスや、モラルハラスメントという言葉は、離婚の時には付き物になってしまいました。
結婚したばかりの頃はそういった兆候がなくても、数年経つと徐々に本性が現れ、手が付けられなくなります。特に女性はその被害を受けることが多く、離婚するしか逃げ道がなくなってしまいます。
暴力や暴言まではいかなくても、酷い束縛をしたり、相手の尊厳を傷つけるような言動が多いと、次第に相手の心は離れていきます。
<金銭問題で解決の目処が立たない時>
金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように、金銭問題で離婚する夫婦は多いです。相手に内緒で借金を作ってしまったり、金遣いが荒かったりするなど、相手の信頼を損ねてしまうと危険です。
一度は許されたとしても、二度同じことをしてしまったら、離婚を決意されてしまいます。また、結婚する時には言われていなかったのに、結婚後相手に借金があることが分かったら、離婚されてしまったという話もよく聞きます。
<不倫された時>
相手の不貞行為は一番多い離婚の原因です。不倫をしていることがばれてしまうと、離婚は免れません。中には、一度や二度の浮気ぐらいは許してくれるという懐の深い人もいますが、ほとんどの人は一度判明した時点で危ういです。不倫している時は、態度もよそよそしくなったり、嘘も多くなるので、次第に夫婦仲に亀裂が走ります。そして不倫が発覚したことが、決定打となり、離婚を決意します。
離婚を決意する瞬間は、夫婦によって違いますが、相手の信用を失ってしまったら、離婚をしようと決意することは間違いありません。お互いに信頼関係を築きながら、相手のことを大切にすることが、結婚生活を長く続ける秘訣でしょう。